千日堂
千日堂
歴史
千日堂の歴史は当山第十代住職であられた珍海上人が寛文年中(1661年頃)において鐘楼堂建立を発願して広く浄財を募り、小さな小屋に千日間籠り修行し、見事な鐘楼堂を建立した事から、千日堂という名が残っています。千日堂建立当時はその後、代々にわたり住職の隠居所にあてられていました。近年では住職の従者の寮となっており、千日堂の責任者を『寮主』、また数人住していた時には、他の者を『寮坊』と呼ぶようになりました。
千日堂新築について
令和6年、千日堂は老朽化により取り壊しが決まりました。当山壇信徒の皆様にご寄付をお願い申し上げたところ、大多数の皆様によりご賛同を得られましたこと、衷心より感謝申し上げ厚く御礼申し上げます。千日堂新築工事進捗状況ですが、令和6年4月19日に撥遣の儀、9月26日に地鎮祭を天台密教方式により木曾御嶽山開元講七代先達・天台修験道権大先達であられる新谷雄寛阿闍梨をお導師にお迎えし執り行いました。完成は令和7年5月を予定しております。